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Wise(TransferWise)とRevolutの海外送金を比較してみた
格安且つスピーディーに海外送金ができる「Wise」と海外事務手数料無料で海外ショッピング等に利用できるRevolutカードで注目を集める「Revolut」。どちらの海外送金が優れているか比較してみました。
為替レート
公平性を期すために同じタイミングで送金(両替)手続きを行い、今回10,300バーツをタイのバンコクバンクへ送金してみました。
6月24日12:27 | Wise | Revolut |
為替レート | 1THB=3.786129 (38,997円) |
1THB=3.7879 (39,403円) ※希少為替手数料390円上乗せ |
手数料 | 394円 | 0円 |
かかった費用 | 39,391円 | 39,403円 |
※Revolutはタイバーツの取り扱い時は希少為替手数料1%が上乗せされます。
若干Wiseの方が安いことがわかりますが、希少為替手数料のかからないタイバーツ以外であればRevolutの方が安かった可能性があります。


送金スピード
送金スピードはRevolutが圧倒的に早いです。
Wiseの場合、送金作成から指定口座へ振込必要があるため、着金確認まで時間ロスがあります。ただし、Wiseのアカウントにある残高を送金する場合はほぼ即時送金となるため、その場合の送金スピードは互角となります。
Wise | Revolut | |
送金から着金までの時間 | 1時間 | 2分 |
Revolutはデビットカードからのチャージでポイント還元
Revolutはクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードからチャージ可能です。
しかし送金やATM引き出しで使えるのはデビットカードからのチャージ分に限られます。
例えば楽天銀行のデビットカードでチャージした場合は、1%のポイント還元されます。
デビットカードでチャージ後は、送金可能額に反映されているかRevolutアプリで確認しましょう。利用可能金額を確認するには
自分のアイコンをタップ→「上限」→「出金・送金可能な残高」
こちらを確認していただくと、いくら送金できるか確認できます。
稀にデビットカードでチャージした分がプリペイドカード扱いとなってしまい、出金・送金可能な残高に反映されない場合もあるので、その際はカスタマーサポートにコンタクトしましょう。
まとめ
タイバーツ送金した場合の比較では、Wiseの方が若干安かったです。
ただRevolutはデビットカードでチャージした分が送金可能なため、デビットカードのポイント還元分を踏まえるとRevolutの方が安くなります。
今回タイバーツだったため、Revolutでは希少為替手数料が発生しましたが、タイバーツ以外のドルやユーロ、ポンドなどメジャー通貨であればRevolutの方が安くなります。
※Revolutの場合、送金手数料は無料ですが、受取時に海外中継銀行手数料が発生する場合があります。いまのところ、送金作成時に手数料が発生する場合がありますといった注意表記が出た場合に海外中継銀行手数料が差し引かれて着金しています。原因は定かではありませんが、土日に送金を作成するとこの注意表記が出て、平日であれば出てきませんでした。
確実に決まった額を送金したい場合はWiseを利用された方がいいでしょう。