目次
【ユーロの両替方法】国内両替と外貨引き出しのお得な使い方と注意点
ユーロの両替方法は【両替所】と【ATM引き出し】の2つの方法があります。
両替所は国内両替所、外貨宅配、海外両替所。ATM引き出しの場合には、クレジットカードキャッシング、マルチカレンシー口座、デビットカードに分けられます。
国内の両替所
日本円からユーロへの両替のできる両替所は以下の通りです。
ユーロ取り扱い両替所 | ||||
受取方法 | 送料 | 支払い方法 | 最低注文金額 | |
トラベレックス | 宅配・店舗 | 1,000円 ※10万円以上で無料 |
クレジットカード 銀行振込 代金引換 |
30,000円 |
インターバンク | 宅配・店舗 | ~5万円:500円 ~10万円:300円 ※10万円以上で無料 |
銀行振込 | – |
ワールドカレンシーショップ | 店舗 | – | 事前銀行振込可 | – |
大黒屋 | 店舗 | – | – | – |
GPA | 宅配 | 無料 | 代金引換 | 30,000円 |
ドルユーロ | 宅配 | 400円(銀行振込) 700円(代金引換) ※銀行振込で且つ10万円以上で無料 |
銀行振込 代金引換 |
30,000円 |
マネーバンク | 宅配 | 無料 | 銀行振込 代金引換 |
70,000円 |
エクスチェンジャーズ | 宅配・店舗 | 500円 ※7万円以上で無料 |
銀行振込 代金引換 |
10000円 |
国内の両替所では、「インターバンク」、「エクスチェンジャーズ」のユーロレートが低いです。

現地のATMで引き出す
ATMで現地通貨を引き出す場合、「クレジットカードキャッシング」、「デビットカード引き出し」「マルチカレンシー口座引き出し」の3つの方法があります。
クレジットカードキャッシングの場合、主にかかる費用は“利息”です。ほとんどのクレジットカードの利息は年18%ですが、20日で返済した場合の率は約0.98%です。
デビットカードから現地通貨を引き出す場合、主にかかる費用は“海外事務手数料”です。海外事務手数料はカード発行会社によって異なり、1.6%~4.0%です。(海外事務手数料一覧)
マルチカレンシー口座から引き出す場合、主にかかる費用は両替時のスプレッドとATM手数料です。ただしカードによっては別途海外手数料が徴収されます。
手数料的にはマルチカレンシー口座が1番お得といえますが、その反面「カードによっては別な手数料が必要」であったり、「行く国の通貨に対応していない」といったデメリットもあるため、その辺りを踏まえて解説していきます。
マルチカレンシー口座(海外ATMで現地通貨引き出し)
マルチカレンシー口座とは、1つの口座内に複数通貨の口座を持てるサービスです。
マルチカレンシー口座のメリットは、両替レートが他の両替方法より良かったり、多額の現金を持ち歩かなくて良い上、使い方次第でポイントの二重、三重取りが可能な点にあります。またクレジットカード同様に使えるショッピング機能と海外ATMで現地通貨の引き出しにも使える二刀流を兼ね揃えています。
ユーロの取り扱いのあるマルチカレンシー口座は「JALグローバルウォレット」、「ソニー銀行 Sony Bank WALLET」、「WISE」、「Revolut」、「プレスティア」になります。

※住信SBIネット銀行はユーロの外貨預金はできますが、外貨預金を引き出すことはできません。しかし、「JAL NEOBANK」であれば住信SBIネット銀行と同じレートで外貨預金が可能で、外貨預金したユーロをJAL Global WALLETへ外貨チャージして引き出すことができます。
海外ATM利用時の手数料 | 参考レート(7月20日) | 利用手数料/ATM手数料 | オーナー手数料 | |
JALグローバルウォレット | 144.779 | 200円相当(ATM手数料) | 徴収される場合がある | |
JAL NEOBANK (JGWへ外貨チャージ) |
141.66 | |||
住信SBIネット銀行 | ※外貨預金はできるが外貨引き出しは不可(円貨決済となりブランドレート×2.5%) | |||
Sony Bank WALLET | 141.67 | 海外事務手数料 1.79% |
徴収される場合がある | |
WISE | 142.437 | 月2回/合計30,000円以下は無料 以後:70円+1.75% |
徴収される場合がある | |
Revolut | 141.338 | スタンダードプラン=25,000円まで無料 プレミアムプラン=50,000円まで無料 メタルプラン=100,000円まで無料 超過分は2%の手数料 |
徴収される場合がある | |
プレスティア | 142.61 | 無料 | 徴収された場合、償還される | |
プレスティア(仲値) | 141.58 | |||
クレジットカードキャッシング | 141.418~141.628 | 利息+ATM手数料 (無料のカードもある) |
無 |
「Revolut」、「プレスティア」のレートが安いです。
Revolutの場合はATM手数料無料金額の上限があるため、プレスティアの仲値レートが適用される外貨積立で事前に積み立てておくのがおすすめです。プレスティアの外貨積立分は現地通貨としてそのまま引き出せ、ATM手数料も無料です。
外貨不足分は円普通預金口座から引き落とされますが、その場合は3.0%の事務手数料が発生してしまうため、注意が必要です。
ユーロでカード払い
逆にユーロでのクレジットカード利用はRevolutがおすすめです。Revolut内で事前に両替しておけば海外事務手数料がかからない上、お持ちのクレジットカード、デビットカードでチャージすることでポイントも貯められます。ただRevolutから土日に両替する場合、手数料が上乗せされるので、くれぐれも両替は平日におこなうようにしてください。
・現地通貨獲得はプレスティアの外貨積立が最も費用を抑えられる。(ただしプレスティアの通常の外貨購入はレート悪いので使わないように)積立が面倒だったり時間的余裕がなければ、他は大差ないのでクレジットカードキャッシングも選択肢となる。
・事前に最低限両替しておく場合は「インターバンク」、「エクスチェンジャーズ」で最低送料がかからない額を両替しておくといい。
・ユーロでのクレジットカード払いであれば、お持ちのカードからRevolutへチャージして使うと海外事務手数料を節約できる上、レートも低い。KYASHを経由させることで、VISA、マスターカードの他、Amex、JCBからもチャージできる(※Revolutは土日レートが悪くなるので両替は必ず平日におこなう)
・デビットカードは外貨全般おすすめできない。ほとんどのデビットカードの海外事務手数料がクレジットカードより高いため、デビットカード払いならクレジットカード同様にデビットカードからRevolutへチャージして使うのがおすすめ。
ヨーロッパ旅行におすめのSIM

お持ちの携帯電話のSIMを入れ替えて使うタイプです。
ローミング回線を利用したヨーロッパ主要国を中心に データ通信が出来るお得なプリペイドSIMカード。 ヨーロッパ42ヶ国にて利用出来るので周遊でもSIMの挿し替えの手間がなく大変便利。
項目名 | |
---|---|
タイプ | プリペイド(使い捨て)SIM |
費用 | 15日間(6GB)1,550円 |
容量 | 6GB |

普段ahamoを使っていればSIMの入れ替えも不要でシンガポールについた瞬間から使うことができます。
(※大盛りオプション加入中の場合でも、海外での月間利用可能データ量は20GBとなります)
項目名 | |
---|---|
タイプ | SIM |
費用 | 月2,970円~ |
容量 | 20GB |
項目名 | |
---|---|
タイプ | SIM |
費用 | 1,078円~ |
容量 | 2GB |