デビットカード25枚の海外事務手数料・ATM手数料を比較

デビットカード 海外ATM

海外ATMでの引き出し(デビットカード)

デビットカードは口座残高の範囲内で海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。

クレジットカードキャッシングとの違いは、クレジットカードキャッシングの場合「利息+ATM手数料」に対しデビットカードは「海外事務手数料+ATM手数料」が発生します。

マルチカレンシー機能付きのデビットカードであれば、海外事務手数料が不要もしくは低く設定されており、他のデビットカードに比べて無駄な手数料なく海外ATMで引き出すことができます。

クレジットカードとデビットカードの海外ATM引き出しの違い

デビットカードの海外事務手数料・ATM手数料

カード会社/カードブランド 年会費 海外事務手数料 海外ATM手数料
Sony Bank WALLET 無料 ブランドレート×1.79% 無料
※円預金から引き出しの場合は220円
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET
タカシマヤプラチナデビットカード 33,000円 220円
※月5回までキャッシュバック
楽天銀行デビットカード 無料(一部有料) ブランドレート×3.08% 無料
三菱UFJデビット(JCB) 無料 ブランドレート×4.65% 110円
三菱UFJデビット(VISA) 無料 ブランドレート×3.05% 110円
SMBCデビット 無料 ブランドレート×3.05% 110円
みずほJCBデビット 無料 ブランドレート×3.04% 不明
りそなデビットカード 無料 ブランドレート×2.05% 不明
りそなデビットカード〈JMB〉 1,100円
※初年度無料
※年1回の利用で無料
PayPay銀行VISAデビットカード 無料 ブランドレート×3.08% 無料
ミライノデビット 無料 ブランドレート×2.50% 無料
GMOあおぞら銀行デビットカード 無料 ブランドレート×3.08% 不明
あおぞらキャッシュカード・プラス 無料 ブランドレート×2.62% 220円
イオンデビットカード(VISA) 無料 ブランドレート×1.60% 220円
イオンデビットカード(JCB)
セブン銀行 デビット付きキャッシュカード 無料 ブランドレート×3.00% 110円
ゆうちょデビット 無料 ブランドレート×4.00% 110円
スルガ銀行VISAデビット 無料 ブランドレート×3.00% 220円
VISAデビット Tカード
リクルートポイント付きVISAデビットカード
Financial Pass VISデビットカード
プレスティア GLOBAL PASS 2,200円/月
※無料条件有
外貨預金利用時=0%
上記以外=ブランドレート×3.00%
無料
Wiseデビットカード 無料 両替手数料のみ
(※通貨によって異なる)
月2回,合計30,000以下は無料
以後:70円+1.75%
Revolutカード スタンダード会員=無料
プレミアム会員=980円/月
メタル会員=1,980円/月
両替手数料のみ
(※通貨によって異なる)
スタンダードプラン=25,000円まで無料
プレミアムプラン=50,000円まで無料
メタルプラン=100,000円まで無料
超過分は2%の手数料

海外事務手数料は「イオンデビットカード」が1.6%、次いで「Sony Bank WALLET」が1.79%と低いです。その他ほとんどのデビットカードの3~4%です。
この2枚が本当にレート低い点は実証済みです。

デビットカード8枚で海外現地通貨引き出しを徹底比較!
8枚同時に海外現地通貨を引き出してみた。最もお得なデビットカードは?デビットカードで現地通貨を引き出す際に【海外事務手数料】が徴収されます。手数料はカード発行銀行ごとに定められており、またATM手数料の有無もカードによって異なります。この記事ではデビットカード8枚を使って、実際に海外のATMで引き出しを行い、レートや手数料、ATM手数料の有無を調査しています。8枚同時に現地通貨を引き出した結果もっともお得だったデビットカードは...

ただし、最も安いデビットカードでも1.6%手数料が徴収されてしまいます。

クレジットカードキャッシングの場合、年利18%を20日で返済すると1.0%弱です。

よって海外でのデビットカード利用は事務手数料が不要となるマルチカレンシー機能のある「プレスティア GLOBAL PASS」や「Wiseデビットカード」、「Revolutカード」がおすすめです。

その反面、マルチカレンシー機能は取り扱い通貨でないとメリットがなくなってしまうため注意が必要です。

マルチカレンシー口座の取扱い通貨

JALグローバル
ウォレット
ソニー銀行 WISE Revolut プレスティア
米ドル
ユーロ
英ポンド
中国元
韓国ウォン
香港ドル
台湾ドル
カナダドル
オーストラリアドル
タイバーツ
シンガポールドル
フィリピンペソ
インドネシアルピア
ベトナムドン
マレーシアリンギット

渡航先の通貨が対応しているかどうかご確認ください。
※JALグローバルウォレットはレートが悪いため、おすすめしません。

マルチカレンシー口座
マルチカレンシー口座比較マルチカレンシー口座とは?メリット・デメリットを解説 マルチカレンシー口座とは1つのアカウント内に複数通貨の口座を持てるサービスです。...

対応していない通貨の国へ渡航される場合はクレジットカードやデビットカードを併用しましょう。

https://gaika-mania.com/creditcard#%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%88%A9%E7%94%A8

海外事務手数料が不要のデビットカード

プレスティア GLOBAL PASS

プレスティア

海外で現地通貨の引き出しにおすすめなのが「プレスティア」です。
外貨預金利用分に関しては海外事務手数料が不要な上、外貨積立であれば積立日の仲値で積立が可能です。過去レートをご覧いただければわかりますが、その日の両替レートの最安といっていいレートです。またATM手数料等一切無料でオーナー手数料が徴収されてしまった場合でも償還されます。デメリットは取り扱い通貨以外で利用すると他のデビットカードと変わらず3.00%がかかります。よって「取り扱い通貨」を「外貨積立」で調達するのが前提となります。
口座維持手数料が毎月2,200円と高額に感じますが、こちらは毎月10,000円以上外貨積立を行うことで無料にできます。

項目名
対応通貨数 17通貨
入金方法 口座へ入金
平均レートランク 準備中

詳細ページ公式ページ

Revolutカード

Revolut
海外でのクレジットカードによる買い物でおすすめなのが「Revolut」です。
事前にアプリ内で両替しておけば、海外事務手数料がかからずカードショッピングができます。さらにRevolutチャージでカードポイントも貯まるため、クレジットカード、Revolutのいいとこどりが可能です。
現地通貨引き出しにも使えますが、無料限度額が少ない上、超過した際の手数料も高いため、カードでの支払いに特化させた方が良いです。
その他に気を付けたいのが「タイバーツ(THB)」と「ウクライナフリヴニャ(UAH)」です。こちらはマイナー通貨ということで両替手数料が平日は1%、週末は2%発生します。ただマイナー通貨で1%の手数料であれば十分安いです。
項目名
対応通貨数 23通貨
入金方法 銀行振込、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード(一部利用不可のカードがあります)
平均レートランク 準備中

詳細ページ公式ページ

Wiseデビットカード

プレスティアで取り扱っていない通貨であったりフレキシブルに外貨調達したいのであれば「WISE」がおすすめです。
外貨の取り扱い数は最大の54通貨。プレスティアやRevolutでは取り扱いのないフィリピン・ペソやロシア・ルーブルなど様々な通貨に対応しています。WISEは土日を含め常に安定したレートで円から通貨に両替できるため、急な用立ての際にでも安心して両替することができます。
項目名
対応通貨数 54通貨
入金方法 銀行振込
平均レートランク 準備中

詳細ページ公式ページ