海外キャッシングにおすすめのクレジットカードは?選び方と最適カードを紹介

マルチカレンシー口座とは?メリット・デメリットを解説

海外キャッシングにおすすめのクレジットカードは?選び方と最適カードを紹介

海外渡航時の現地通貨の両替にクレジットカードキャッシングという選択肢があります。
キャッシングとなると利息が高そうとか、心理的な抵抗感ありますが実は結構お得な両替方法です。

クレジットカードショッピング(海外) ブランドレート×1.6~2.2%程度の手数料
デビットカード ブランドレート×1.6~3.0%程度の手数料
マルチカレンシー口座 無料~2.0%の手数料(対象通貨が少ない)
クレジットカード キャッシング 利息

結論はマルチカレンシー口座を使った両替が1番お得ではあるのですが、取り扱い通貨が少ないのがデメリットです。例えば日本人に人気の旅行先である台湾の台湾ドルに対応しているのはJALグローバルウォレットのみです。(JALグローバルウォレットはレート悪いためおすすめしません。)

よってマルチカレンシー口座の取り扱いのない通貨はクレジットカードキャッシングがおすすめとなります。

クレジットカードで海外ATM引き出し(キャッシング)した際にかかる費用は「利息+ATM手数料」です。利息は各社ほぼ違いがないため、費用をおさえるには「返済を早くする」のと「ATM手数料無料のカードを選ぶ」の2点に尽きます。

ほとんどのクレジットカードは、海外キャッシング利用分の早期返済を行うためには「デスクに電話」して、振込金額と振込先を確認する必要があります。これが少々面倒で、場合によっては通話料、振込手数料も発生します。

ただ一部のクレジットカードでは、電話連絡不要。カード会社のログイン画面から、ペイジーで払い込みがおこなえネットで早期返済を完結させることができます。ネット環境さえあれば返済が可能なため、海外旅行中でも返済可能です。

海外キャッシングの早期返済がネットで完結するクレジットカード

早期返済をネットで完結させられるカード会社は2社しかありません。

ACマスターカード

ACマスターカード
知る人ぞ知る海外キャッシングのためのクレジットカードと言えます。
Pay-easy(ペイジー)を使ってネット返済が即日可能で且つATM手数料も無料、世界中どこでも使えるMastercardブランドと必要な要素をすべて揃えたクレジットカードです。また本来はカードローンということもあり、限度額によっては他社のキャッシング利息より年利が低くなりやすいです。
デメリットはショッピング還元率が0.25%となっているため、買い物には適していません。
項目名
年会費 無料
ATM手数料 無料
キャッシング金利 3.00%~18.00%

モッピー経由で2,000P獲得公式ページ

セディナカード

セディナカード
元祖海外キャッシングに適したクレジットカード。
セディナカードから発行されたクレジットカードであればPay-easy(ペイジー)を使ってネット返済が可能です。ただセディナカードの場合、明細に上がるまで返済ができず海外キャッシングした日から3~5日程度タイムラグが発生します。しかしATM手数料も無料でVISA、Mastercard、JCBブランドも選べる上に、海外ショッピングの還元率は0.75%となるため、ショッピング利用にも適しています。
項目名
年会費 カードによる
ATM手数料 無料
キャッシング金利

公式ページ

ネット返済に必要なのは、ペイジー払い込みに対応した銀行口座です。
意外にネット銀行は対応している銀行が少なめで住信SBIネット銀行は払い込みできません。またペイジー対応銀行であってもカード会社によって対応していない場合があります。

Pay-easy(ペイジー)が利用可能な金融機関

海外ATM手数料無料のクレジットカード

海外に頻繁に行かれない方はわざわざ上記2枚のカードを持っておく必要はありません。
ただ海外ATMを利用するなら、「ATM手数料無料」のカードを選ぶようにしましょう。そして帰国後でも早くにデスクに電話して早期返済し、利息負担をおさえるようにしましょう。

海外ATM手数料無料の発行元 主な券種
JCB JCB OS、ANA JCBカード、JAL JCBカードなど
セディナカード セディナカード、セディナカードJiyu!da!など
ジャックスカード ジャックスカード、インヴァストカード、Reader’s Card(リーダーズカード)など
アプラス ラグジュアリーカード、Tカード プラス PREMIUMなど
JCBが発行するクレジットカード
JCB
ACマスターカード、セディナカードを除いて海外キャッシングにおすすめのクレジットカードはJCBの発行するカードです。
まず前述の通り、ATM手数料が無料です。そして明細確定までが早いので即時返済が可能です。
デメリットは事前返済時は電話連絡が必要な点です。カードセンターに電話の上、振込先と振込金額を確認の上、手続きする必要があります。
また、気を付けていただきたい点が「JCBが発行するカード」という点です。例えば楽天カードJCBは楽天カードが発行しているため、条件が若干異なります。JCBが発行するカード一覧はこちらをご確認ください。
項目名
年会費 カードによる
ATM手数料 無料
キャッシング金利

JCBが発行するカード一覧JCB一般カード